霧の子孫達
おはようございます。 ウッディクラフト風の暦です。
高校生の頃だっただろうか? 「霧の子孫達」と、云う
小説を手にした。 山岳小説家の新田次郎の書である。
新田次郎は、霧ヶ峰高原の近くに生まれ育った。
霧ヶ峰高原に「ヴィーナスライン」建設する内容であった。
自然破壊・・・
ヴィーナスラインを走り 霧が峰を訪れたのは、それから
3~4年後の事である。
吸い込まれそうな、青い空 新緑の緑に ニッコウキスゲの
花が山一面を覆いつくしていた。
今年で 霧が峰を訪ねてから35年になる。
この季節の訪問は20回を越えているだろう・・・
何とも矛盾した話ではあるが、ヴィーナスラインに感謝している
霧の子孫達を考えれば、山を訪れる事を遠慮しなければ
ならないのかも知れないが、この山の魅力を、私に感激を
与えてくれたのは、ヴィーナスラインのお陰なのだ。
今週末が「ニッコウキスゲ」が満開になる頃
残念ながら今年は行けそうも無いが、毎年花を咲かせる
また、来年も待っていてくれるだろう・・・
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